かわごえ･･･生きた蔵のまちに･･･３０年前の実績

お正月は以前から行きたかった川越に行ってきました。
近いのでいつでも行けると思いながらあっという間に時間が過ぎてしまった感じです。

３０年以上前、建築の仕事についたばかりの頃に一冊の本と出合った。
「DESIGN DO SEE」
浜野商品研究所のコンセプトやワーキングスタイルをまとめたものであった。

すたれゆく土蔵の町の蘇生荒療法
・蔵のあるまちの界隈の提案・・・道筋、表、裏、伝統
・商いの提案･･･小江戸（ＣＯＥＤＯ）、文化
・生活の提案･･･歴史を守りながら現代的に生活できるルールをつくる。

すべては３０年前に始まった。
街の色彩を調和させて界隈を演出する。
思わず記念写真を撮ってしまいました。

いかにも古そうな建物
刃物の商い･･･店内では店主らしき方が研ぎをしている。
店内を覗き込んでいると手招きされて中に･･･引戸は重く入り口はひとつ
店主と商品の存在感が大きい。

新しい建物
商いは･･･おしゃれなパン屋さん
入り口はオートドア、段差もなく快適
店内も明るく、商品もおいしい。

「DESIGN DO SEE」
今でも私のデスクにあります。

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