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百姓の可能性・・・ワークショップを開催しています。 [独り言]

百姓と言う言葉
百の様々な仕事を熟す人
市場調査、開拓、企画、準備、
農作業、工具の手入れ、工作、建築、衣料、食
昔の日本人は何でも器用に熟した。

ITによって人は目と耳と口の機能を引き上げた、これからやってくる将来、人の手や足をITが持つ事になるのか?様々な分野の生産性が上がったら衣食住はもっと身近になっても良いのではないか?

4月からこんなワークショップを開催しています。
おうちのメンテナンスは自分で始める。
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第1回「建具編」
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第2回「お掃除編」
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次回は7月20日(土)水道編です。
タグ:DIY
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工事完成した建物のご紹介 [独り言]

最近、ホームページの更新を怠っていましたが。
昨日、工事完了した建物をご紹介しています。
三鷹市M邸「和と洋、静と動の相反する要素を工夫した家」
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川崎市T邸「断熱と耐震性能を引上げて素材の良さを引き立てようと工夫した改修工事」
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詳しくはHPまで・・・
http://souzou-kukan.com/


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あけましておめでとうございます。・・・自らの手でvol2 [独り言]

新年あけましておめでとうございます。
時代は刻々と変化しています。
産業革命がおきた時代はゆっくりと変化していた。
人の力だけで暮らしていた時代から蒸気機関や電気が発明されて工業化が進んだ時代。
変化のスピードはゆっくり変化していきました。

一方で現在では・・・この数年はインターネットによって世界中の人とつながる時代。
発想や思いつきが一瞬で世界中を巡る時代。
産業革命で変化した50年がわずか数年で変化していく時代。
AIが人の判断を助ける時代
私達は何処に向かうのだろうか?
高田工務店ではこの命題に向けて一つの動きをします。

インターネットやAIでは出来ない仕事を進める事にしました。
それは・・・人の手と人の知恵、そして人の力を使うこと。
私達の仕事はまだまだ人の手による仕事が中心です。

家を造る工務店ですから・・・
まずは私(高田)自身が箱を造る事から再確認しています。
1棟1箇所、新築のみならずリフォームや修繕の全てに関わります。

日本の大工技術は世界に通用する。
鑿、鉋、鋸による加工で組上げる。
数年後、日本人だとか外国人だとか関係なく仕事を進める時が来る。
その時の為に・・・まずは私(高田)自身が変わる年となります。
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この事務所は私自身が鑿、鉋、鋸を使って造りました。
この業界に入って35年、企画、設計、監理をしてきました。
今までは「監理者は道具を持つな」と言われ、その意味もわかります。
・・・でも、自らの手、知恵、体力で造る事を忘れてはいけない。
数年後の私達の業態は必ず変わる。
その時の為に・・・私の方針に賛同してくれた基村くん清水さんをはじめとした新しい仲間や多くの職人達と挑もうと思います。ご興味のある方は今年のお正月は下小屋で仕事をしていますので遠慮無くご一報ください。

これまでの様子は個人のfacebookに掲載していますのでこちらも是非ご一読ください。
https://www.facebook.com/takada.yoshiaki
この建物、現在午前1時・・・外気温1℃ですが室内18℃キープのソーラーハウスです。
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自らの手で・・・事務所を造っています。 [独り言]

建築業を生業としていて・・・
35年経営、営業、設計、監理はしてきた。
ですが・・・本当に造った事があるのか?

8月から新しい仕事場を自らの手で造る事にしました。
経営、営業の柱であるホームページ、ブログ、SNS
これらの書込む時間を割いて汗を流してみた。
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まずは道具から・・・
マウスを持つ手に手鋸、鑿、鉋
自らの手で造るためには手道具。
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そしてエア釘打機のメンテナンス
インパクトレンチとドライバードリル
充電丸鋸、スライド丸鋸
組鑿(くみのみ)、面取り鉋、
多くの機械のメンテナンスを始めました。
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いよいよ着工
この場所に自らの手で事務所を作り始めました。
高田良晃個人のFacebookでは断片的に御報告していますので先読みされたい方はご一読下さい。
・・・では、また時間が出来ましたら御報告いたします。


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レトロなリノベーション・・・技術ではなく文化に負けた。 [独り言]

先日、築30年の建物をリノベーションしました。
耐震性能向上、キッチンの更新、外壁、屋根の性能維持向上
新しくするのではなく・・・レトロに
古いものをそのまま使うのではなく、新しくしながら時間を経過した良さを出す。
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外装色に統一感を持たせ、塗料の光沢を抑えてみた、経年劣化を自然に待つのではなくえてエイジング加工的な表現としてみました。
実は既存の外壁状態はあまり良くなくてモルタルには亀裂が入っていました。
防水性能や耐候性を考えると光沢のある仕上がおすすめでしたが光沢のある表現が築30年を経たこの建物にはどうしてもしっくりこない。
そこで・・・下塗りの段階でしっかり亀裂防止処理を施してから光沢を抑えた塗装工程を取りました。
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何回か改装や増築を切り返してきたこの建物、必要な色、不要な色を整理しました。
巾木や廻縁などの細い部材の色を無くして建具や床の木の質感を強調。
お客様お気に入りのステンドグラスに入った赤や緑はアクセントと考えました。
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私達がご提供する什器はなるべく表に出さない事にしました。
やがて生活が始まる頃、本当の時間を過ごした家具や道具に負けてしまうから・・・
かといって最新の機器も同居する、その橋渡しになれば良いと考えました。
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お部屋全体のイメージを引き締める小物
取手やハンドルも時間の流れを感じるものにしてみました。
アメリカ製のメッキハンドル「Kwickset」
この建物が建てられた30年以上前、いやそれ以前から変わらないデザイン
・・・当時、学生だった頃
恩師からドアハンドルのデザインも「数十年後の世の中でも不変であるべき。」
久しぶりに出会ったアメリカ製の無骨なハンドル
・・・物の技術力ではなく感性、文化に負けたなと感じてしまいました。
この建物にハワイ出身のお友達が遊びに来ているそうである。
・・・一度お話しを聞きたいな。

http://souzou-kukan.com/





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住み心地・・・もっと自然体で感じてみよう! [独り言]

感覚的なものなので人それぞれに感じ方が違うでしょう。
ものすごくかっこよく作っても・・・メンテナンスに追われては住み心地は良くありません。
逆にメンテナンス優先の為に無機質な箱にしてしまってもやはり落ち着きません。
先日4月21日に開催された見学会では「住み心地を体験しに行こう!」と題して開催しました。
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温熱環境のコツ、断熱性能を上げれば快適なのか?住み心地は良いのか?
硅藻土を使うから空気感が変わる?
太陽エネルギーは熱と電気どちらがお得?
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住み心地・・・言葉や理屈ではない。
冬暖かく、夏涼しい事や耐震性能は住み心地ではなく基本性能。
住み心地とは・・・
仕事や遊びで家に帰り、疲れた身体を横にしたとき
窓から見える木の枝や空が見えたときふっと幸福感を感じることがある。
家族で食事を終えて片付けてるとき
丁寧に造った収納家具の把手に触れたときなぜか充実感を得ることができる。
床の木材が木目に沿って凸凹になり人が使った痕跡がわかる
時間を共有した安堵感を感じる。
特別に高級ではないのですが、ちょうど良い心地よさを目指しています。
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6月はいろいろな節目・・・今年の方針を建てる。 [独り言]

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日々の仕事はこれ・・・構造材を加工する仕事です。
私達の仕事を家を作る事、構造材を加工する事。
・・・現在、弊社のように加工している工務店は少数派となってしまいましたが。
6月は・・・企業や団体の方針を建てる・・・総会
毎年の事とはいえ、各種団体の総会が目白押しである。
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日頃お世話になっている富士山木造住宅協会
ここで「大工育成の重要性と課題について」だと・・・

・・・現在、弊社のように構造材を加工している工務店は少数派となってしまいました。
改めて・・・こんな時代だからこそ構造材を加工しようと思う。
なぜなら・・・建築は多くの人達で作るもの。
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関わる人が多いほどよりよい解決策が見つかるもの。
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よりよいものを作り終えた後の安堵感。
・・・さあ、次の仕事を始めましょう。
仕事は楽しいか?いえ厳しく苦しいものです。
人の手で加工しない仕事は?・・・同じです。
私たちは・・・やっぱり手で刻むことにしました。
これからも気力、体力を使って取り組みます。
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創造空間 高田工務店 http://souzou-kukan.com/

タグ:職人
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北陸新幹線の群青色(ぐんじょういろ) [独り言]

新年あけましておめでとうございます。
お正月のお休みに先代の生まれ故郷である石川県に行ってきました。
石川県へは中学、高校の頃から行ったことはあったのですが実は金沢市内はゆっくり見たことが無かった。北陸新幹線も開通したことだし・・・そこで・・・
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目的は北陸新幹線の車体にも塗られている群青色とベンガラ色を一目見たくて出発。
朱色と藍色とは微妙に違う色彩と文化を再確認したくて短い旅行に行ってきました。
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今では定番となった鼓門に出迎えられ、まずは主計町を散策。
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懐かしい佇まいと風情・・・
私の人生ではどっぷり遣った訳ではない・・・
幼少の頃に親に手を引かれて感じた程度である。
それでも懐かしいと感じるのはとても不思議です。
一軒の喫茶店に入ってみると・・・
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この喫茶店、元々は芸妓さんのいるお茶屋さん・・・一番繁盛していた頃の壁の色
ベンガラ色であったことがわかり再現したという事です。
インドのベンガル地域の色彩・・・でもすっかり和の色では?
続いて長町武家屋敷跡へ・・・
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主計町のお茶屋さんの建物とは違い武家の立派な建物が印象的でした。
金沢は戦争による空襲や大きな震災にも遭っていないので古い建物が多く残っているという事でした。
さて最後に・・・いよいよ群青色を見たくてあの有名な兼六園へ・・・そして成巽閣へ
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・・・残念ながら撮影禁止でしたので、詳しくは下記のHPでご確認を
http://www.seisonkaku.com/
冬では珍しい青空の下の兼六園
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短い旅でしたが、先人たちの色の使い方、価値観に触れる良い時間を過ごすことができました。
帰りの新幹線に乗ると・・・2時間で帰ってきてしまった。
中学生の頃、上野駅から夜行列車で来た時は本当に遠いと感じた。
タグ:伝統
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新しいホームページが完成しました。 [独り言]

高田工務店のホームページが新しくなりました。
建物の御紹介
仕事の理念や考え方
ソーラーハウスやZEH
・・・雑然としていた内容を整理しました。
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新しいアドレスは・・・
    http://souzou-kukan.com/         
              ・・・新しいホームページとなりました。
注)キャッシュが残っている方は再読み込みを実施してみてください。
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熊本へ行ってきました。 [独り言]

5カ月前の2016年4月夜。今度は熊本で最大震度7の地震が起きた。
繰り返される余震、その2日後、本震が後から発生。
私の記憶の中では本震が後から来るというのは想像もしていなかった。
「天災は忘れたころにやってくる」
人の想像を超える現実である。
住宅を作ることを生業としている私達
壁量計算、4分割法、耐震等級、長期優良住宅、
耐震基準、新耐震、新々耐震基準
大きな地震が起こる毎に基準や施工方法が変更となり建物強度は高くなっているはずである。
・・・しかし、築6年の長期優良住宅、耐震等級2の建物が壊れた。

様々な雑誌や専門誌でもこの事実は紹介されていた。
悩んでいても始まらない、とにかく熊本へ行こう!
毎月温熱教室でお世話になっている「静岡木の家ネットワーク」の皆さんと一緒に熊本入りしました。
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少々大げさな装備で現地入り
まずは参加者全員でミーティングと注意点の確認。
写真撮影にはプライバシーに気を遣う事。
移動に使うレンタカーの駐車場所は特に注意を払う事。
3人位を1グループとして行動する事。
等々・・・参加者への配慮の効いたオペレーションでした。
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比較的新しい建物の倒壊の様子。
詳しい検証については今後様々な機関や団体から発表されると思いますが・・・
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様々な業界紙に取り上げられた建物や風景、写真と記事の内容を実際に目にして、大工、建築士、構造の専門家とグループになり見えてくる事実。
やがて来るであろう首都直下、東海沖、南海トラフなどの参考にしてほしい.....と同業である熊本のエコワークス小山社長による震災当時の話は大変参考になりました。

最後に、この企画をしていただいた静岡木の家ネットワークの皆さま、エコワークスの小山社長を初めとするスタッフの皆さまありがとうございました。
タグ:災害
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