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時間が作るもの、これから作るもの [我が家のソーラーハウス体験記]

この夏をいかがお過ごしですか?
私は住宅を造る事を生業としていていつも思う事
相反する条件や状況をどのように解決するか?が仕事なんだなぁと感じています。
そこでこの夏の出来事を少しだけご紹介します。

新しいもの・・・古いもの・・・安堵感
長野は私が学生の頃から現在まで何度もお世話になった場所。
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今から30年以上前、ここ戸隠高原でスキーをしながら人生について考えていた
スキーを通じて冒険スキーヤーの三浦雄一郎さんやお父様、ご兄弟、フランススキー学校の先生など私の知らない人生観をお伺いする事が出来た場所でした。
1998年長野オリンピックの時、友人や家族と楽しんだ場所
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オリンピックの時、ここ善光寺でも各国の選手で賑わっていた
フィギュアスケートの選手と家族一緒に写真を撮ったり、ピンバッチを交換した思い出の場所
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戸隠中社、心が落ち着く場所
20歳前後の時に見た光景
30歳前後、自分の家族を連れて来た時
40歳前後、地域の友人達で来た時
そして今、30年前から全く変わっていない、変わらない安堵感がそこにあった。

苦しさ・・・楽しさ・・・満足感
さて・・50歳の中盤になった自分は健康の尊さを身に染みて感じています。
学生の頃、運動神経が飛びぬけていいわけではなかったが、実は体育大学に行きたかった事があった
・・・というわけで私の健康法は今のところ運動である。
数年前に稲城市M邸というお仕事をさせていただいた時
Mさんは私が高校時代に籍をおいていた自転車チームの大人の方
高価な部品や援助を頂き、車で大会会場へ連れて行ってくれた方
Mさん曰く「もう一度チームに入ってレースに出よう!」という事となりました。
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現在、川崎市多摩区菅にあるアトリエフルーブというチームに入っています。
この夏、標高2,000mの峠を2カ所超えをしてきた、苦しい・・・なんでこんな事してるんだろう?
高校時代はこんな苦しいスポーツは・・・止めてしまいました
登っている時は・・・苦しい、だけど日々の生活が圧倒的に楽なんです。
若い方々、同年代、上の年代の方々と一緒にこんな苦しい事していると
自分の体はこれからでも作れるんだという事を発見できました。
もう少し年齢を重ねて辛くなったらまた変わるかもしれませんが・・・もう少し頑張ってみようと思います。

暑さ・・・寒さ・・・快適さ
高原の涼しさ、都心の建物のエアコンの涼しさ
どちらも数値上は温度27度、湿度50%
高原の涼しさは圧倒的に快適でした。
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エアコンで管理されたホテルのロビーとエアコンが不要の高原の民宿

1泊目・・・長野オリンピックを契機に建てられた近代的なホテルに一泊
スタッフも施設も大変良く快適でした。
当然なのですがエアコンを止めてしまうと途端に温度上昇
フカフカのベッドはどうも眠れずなぜか睡眠不足となってしまった

2泊目・・・30年前と変わることのなかった民宿に一泊
自然の涼感は少し肌寒い位、畳に布団は普段の生活に近くて熟睡
スタッフは子供の頃から知ってる女将さん、
近所の喫茶店は元フランススキー学校のマスター
近所に住む方々みんな知り合い・・・そして自然の涼感、空気感はエアコンでは表現できませんね。

どうも我が家は右の高原の民宿にとても近い生活をしているようです。
私達は建物を建てるのが仕事
廻りの状況や環境はそこに住む方々で作るもの
高原の民宿の様な空間造りをお手伝いしたいですね。

日々忙しさに追われて気が付かなかった事を改めて実感できた夏休みでした。
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