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本物の木材を見に行こう!・・・静岡県へ [樹木と木材]

梅雨明けが待ち遠しい6月27日(金)
以前から皆で行こうと言っていた静岡県の材木見学を実施
大工としての見方、設計そしての考え方、監督としての判断・・・・などなど
とても有意義な一日でした。

東名高速を一路西へ、約2時間後に富士ひのき加工協同組合に到着
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富士山の麓にある加工場、広大な土地に最新の機材が並ぶ
日頃、土台や柱に使用しています。
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含水率15%、ヤング係数110・・・一本一本をチェック・・・刻印していきます。

続いて、日頃木材を納品していただいている(株)マルダイに到着
迎えてくれたのは超巨大な神代杉・・・
古代の杉が噴火などの影響で地中や湖沼に沈み奇跡的に腐食せずに取り出されたもの
巨匠、丹下健三が欲しいと言っていたそうです。
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親方もびっくり、削ってみたいなぁ!

続いてプレカット工場の見学
元々プレカット工場で働いていた本橋君による詳細なレクチャー
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・・・となんと高田工務店の表示、7月に上棟予定の資材がラインに流れていました。
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工場側の計らい?でも工場担当者も聞いていなかったようです。
7月3日に現場でまた会いましょう。

午後、昼食を終えてさらに西へ約1時間
天竜材の美しい梁材を提供していただいているアマノ製材所に到着
大きな梁材を加工するので入荷されている原木も太くて目が詰まっています。
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化粧材の丸太挽きは人の目と感性がポイント。
アマノさんでは天然乾燥が基本、従って在庫の多さにはいつもびっくりします。
製材して数年在庫・・・必要な時に正確に製材して出荷する。
やっぱりきれいだな、そして在庫ヤードが広いなぁ
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木材と言っても最近の建物に使われている木が本物かと言えば・・・
塩ビシートに印刷されたもの
小さな木片を重ねた積層材
薄い板に加工されて貼りあわせたものであるものがほとんどです。
すべては木材の欠点である、反り、割れ、腐りを補う為の方法・・・
でもその為に接着剤や溶剤漬けにする?

・・・本当は木材の欠点を認めた上で本物を使いたいものです。
木材の欠点を小さくするために山では様々な工夫がされている様子を見る事が出来ました。
でも欠点は無くなりません・・・
良い点は、ゆらぎのもとでの美しさ、暖かさ、何より自然を感じることができます。
本物の木材に囲まれた生活をしませんか?

今回の企画、一般のお客様向けに見学ツアーを開催予定です。
見学希望や御興味のある方は高田工務店まで御連絡ください。
tel042-377-5359または下記ホームページよりお問い合わせください。
http://homepage3.nifty.com/sozokukan/



タグ:材木
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