SSブログ

阪神淡路大震災・・・あれから16年。木の家耐震改修大勉強会 [独り言]

今から16年前、神戸を中心とする阪神地区に襲った大地震。
当時はバブル景気の終盤、世の中は活気に満ちあふれていた。
知人の家族が亡くなった事を聞き、本人はそれでも悲しんでいられないと言う。
何の準備もないままにトラックで現地に駆け込んだ。
kobe20110117_21.jpgkobe20110117_24.jpg
16年が経ち、式典に初めて参加した。
当時の空気、雑踏が献花の列に並んだ時に蘇った。
瓦礫と化した建物や道路など、建築を生業としていながら改めて唖然とした。

そしてこの地で大勉強会が開催された。
「木の家」耐震改修 大勉強会in神戸
kobe20110117_26.jpgkobe20110117_03.jpgkobe20110117_07.jpg
式典の後、分科会に別れて専門的な討論が始まった。
私達は・・・・
震災直後、木の家は弱かった!と言う報道があったが実は古かったと言う事実を知り、古来より日本では地震が多発し、コンクリートや鉄の家より木の家の方が地震に強く、安全であることに気づき始めたのである。
kobe20110117_19.jpg
不景気な時代、様々なセミナーが開催されていますがこんなニュートラルなセミナーも少ないと思います。
公開討論会では役人、大学教授、リフォーム会社、機器メーカー、職人代表者が並び、早朝の震災式典に参加した後ではきれい事が言えないような状況もあり大変有意義な企画であったと思います。

今後の日本は人口減少、高齢化、国際問題、そして
今回のような大地震など先行き不透明な混沌とした時代を迎えます。
豊かさ、快適さ、とは何なのか?
何が本物なのかを問いながら私達は日々精進する所存です。
タグ:震災
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 1

なかーら

実はうちのかみさんの実家(尼崎)がこの震災で被災して、全壊扱いとなってしまいました。
しかし、目の前に新しく建てたアパートはなんとも無かった。
屋根の瓦の重さと思ったが、古かったということ?

by なかーら (2011-01-18 12:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。