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低炭素認定基準とインフォームド・チョイス [設計とは]

省エネルギーに関する法律が変わります。
低炭素住宅認定基準ってご存知ですか?

私達は構造、断熱、デザインが重要なポイントと考えてきました。
建物の省エネルギーに関する考え方が大きく変わりました。
従来は断熱材の厚さ、アルミサッシの性能による判断でした。
・・・でも本当は壁とアルミサッシの断熱性能は大きく違うのに面積規制や判断がありませんでした。

今回の法改正によって外壁、屋根、床の仕様と面積をチェックし建物の本来の性能を確認する事が求められるようになります。
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従来の打合せでは間取りや色彩や素材の確認他
・・・これからは選択した素材によって建物の熱損失を計算
sekkei20130914(8)_R.jpg
使用される設備機器を選択して使用されるエネルギー消費量を計算
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5年前に改修した我が家の場合は2階の一部が45年前の仕様のままにも係らず、断熱性能向上と太陽熱利用の給湯、暖房のおかげで低炭素建築物の一次エネルギー消費量はクリアしました。
sekkei20130914(5)_R.jpg
我が家の熱損失計算の結果
外皮平均熱貫流率Ua値 1.09W/㎡K
   ※H25年基準0.87W/㎡K ・・・少し足りないなぁ
熱損失係数Q値      3.07W/㎡K
   ※H25年基準計算を用いた目安Q値、
         H11年基準(等級4)2.94にも少し足りない
さすがに築45年の建物、一部が無断熱だと厳しい結果が出たなぁ。

しかし、低炭素建築物新築等計画認定制度 一次エネルギー消費量を計算すると
太陽熱利用の給湯、暖房エネルギー消費量が大きく抑えられました。
・・・結果は達成!

新築検討時には従来のデザイン、構造に加えて
              省エネ性能もインフォームド・チョイス!
 
タグ:省エネ
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