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本日より長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行されます。 [200年住宅]

本日より長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行されます。

この法律は何の為にあるの?
「長持ちする家」を普及して「ストック型社会」を実現させるための法律。日本の住宅の寿命は一世代一戸、中には一世代複数戸の住宅を建てることも珍しくなかった。一方ヨーロッパでは住宅を長く大事に使い子孫に住み継ぐのが普通であり、この場合住宅にかけるコストは少なくてすみます。所得は少なくてもゆとりがあり、暮らしを楽しむことに回せるのです。

この法律の基準は?
この法律の基準は建物の劣化性能、耐震性能、維持管理、省エネルギー、居住環境、面積など建物の基準がある程度以上の性能を必要としていますが私達が日頃行っている仕事とそれほど変わるものではありませんでした、違うものと言えば維持保全計画(建築時から将来を見据えて定期的な点検、補修に関する計画)を30年後までの計画を立てることが必要です。

この法律は任意です、すべての住宅で認定を受ける必要はありません。すまい手、つくり手としてのメリットがあればぜひ認定を受けてみましょう。

この法律のメリットは?
減税処置や優遇ローンがお得になります。従来の基準より高い性能を確保するためには費用がかかります、その費用を住宅ローン減税、不動産取得税の特別処置、投資型減税処置、などで補填しようというもの。

この法律が拓く明日は・・・住宅が貯金箱になる?
住宅の資産価値は10年でタダになってしまい、住宅を一世代で建てて壊す事が普通になってしまった日本では住宅の社会的デザインや履歴情報のニーズが低かったことに伴い中古住宅の流通が難しかった。もちろん履歴情報以外にもロケーションやデザイン、品質、性能など資産価値を左右する要素もたくさんありますがその価値を正しく伝えるフォーマットがありませんでした。この法律の認定を取ると住宅履歴情報が管理され、住宅を売ったり買ったりするときに資産価値のお墨付きを取ることができる、欧米では当たり前に実現している住宅の資産化が可能になり、造った時の費用を貯金してくれるのです。

この法律に関するご質問などありましたらお気軽に御連絡下さい。

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40年目に手を加えた我が家です。これから20年は手を加えないつもりです。
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